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やけどの予防

低温やけどを起こさないために、次のようなことを守り、低温やけどを防ぎます。
1.居眠りをしてはいけません。
「10分だけ」と思って暖房器具をつけたまま寝入ってしまうと低温やけどを起こしやすいです。
暖房器具の中でも特に注意しなければならないものが、「こたつ」です。
タイマーを利用するなどして有効に使用するとよいと思います。

2.カバーなどを工夫します。
「湯たんぽ」「あんか」などのカバーは、厚手の布製の袋に入れます。
決して、むき出しの状態で使用することはしないでください。

3.クッションなどを使用します。
電気カーペットの上で体を横にするときは、毛布を敷くか、くるぶしやかかとあたりにクッションを入れます。
カーペットの面が擦り切れていないか注意してください。

4.衣類の上からカイロを使用します。
使い捨てカイロを使用するときは、必ず衣類の上から当てます。
そして、その部分を圧迫しないように注意します。
また、布製の袋に入れ使用して、時々カイロの場所を変えるようにすることもよいと思います。

5.靴用のカイロは靴の中だけで使用します。
靴用のカイロは、多く空気に触れることで高温になります。
ですから、靴用カイロは靴の中以外では使用してはいけません。
歩くときも、空気が靴に入り熱くなることがあります。

6.周囲の人が気にかけます。
高齢者や子供の場合は、周囲にいる人が気にかけてあげることが大切です。
寝入ったら湯たんぽを取り出したりします。
高齢者の場合、暖房器具によって熱中症を起こして、意識障害、低温やけどを起こすこともあります。
寝入っていたとしても、時々は、気にかけ様子を見ることも大切です。
やけどの参考サイトはこちらです⇒熱湯 やけど 処置

暖房器具の使用方法を間違えると低温やけどを起こす場合があり

暖房器具の使用方法を間違えると低温やけどを起こす場合があります。
特に高齢者は、加齢によって知覚が鈍くなり熱さを感じにくくなります。
そのため、低温やけどを起こす危険性が高くなります。
そのほか糖尿病の人も病気の影響で神経が障害されると、同様に知覚が鈍くなり、低温やけどを起こしやすくなります。

また、暖房器具を使用したまま寝入ってしまって、低温やけどを起こす場合があります。
次のような場合が特に多く見られます。
1.飲酒により酔っている人です。
2.睡眠薬を使用している人です。
3.仕事や受験勉強などで疲労状態の人です。
乳幼児や介護を必要とする高齢者は、寝た後で家族の人が布団に入れた湯たんぽで低温やけどを起こす人が多く見られます。

低温やけどの症状

低温やけどの初期症状から考えると「すぐに治る」と思うようです。
初期症状は次のような症状です。
1.やけどの範囲が見た目、狭いです。
大きくても直径4~5cmくらいです。
2.皮膚に赤みが出るくらいが、最初に現れます。
症状としては、軽い高温やけどと似ています。
3.水泡ができづらいです。
できるとしても、小さなポツポツくらいの水泡です。
4.神経が損傷して、痛みが感じにくいです。

その後の症状は、低温やけどを起こしてから、1~2週間までに皮膚の色が、白色に変わり、さらに灰白色、黄色へと変わります。

低温やけど

一般的な高温やけどは、「熱い湯がかかる」「火に触れる」など瞬間的なもので起こります。
低温やけどは、高温でない熱源でも継続して皮膚に触れることで起こります。
調査結果によると、「44℃でおよそ6時間」「45℃でおよそ3時間」「46℃でおよそ1時間半」で低温やけどを起こしたそうです。
45℃といったら、ちょっと熱めのお風呂と同じです。
お風呂の湯が45℃で「心地よい」と感じる人もいると思います。
しかし、そのくらいの温度でも低温やけどの原因となるのです。

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